2022年秋 熊本産地研修
毎年、年に一度のい草、畳表の品評会の日に合わせて研修会がありましたが、2年前から中止に。。
コロナ禍と共に頑張って行くしか無い世の中になり、やっと研修が出来る様になりました。
直前にPCR検査か抗原検査をして自分の安心安全を証明するのが参加条件。
久しぶりの熊本へ。
空港からバスで移動している時は『この景色だよなぁ』2年ぶりだけど、今までは毎年行っていたのでなんか懐かしい。
研修会会場はいつも仕入れさせて頂いている問屋さんで、いつも参加されている方々との再会も『お久しぶりです!』と少しトーンが高くなる。
そして、ここ数年はSNSで繋がっている方との出会いも熊本であったりもします。
マスク姿なので、名刺の裏の写真を見て『あぁ!』なんて感じです。
今回はい草の事が中心のコースを再受講。
畳表の原料の「い草」
どの様に育つか知ってます?
仕事先でお客様から「稲?」と畳床の原料と間違えて言われた事もあります。
日本人なら知っている「畳』も詳しい事は知らない方が多い。畳屋の私もい草の詳しい事は熊本まで研修しに行き少しずつ知る事が出来ました。
そして今回はい草生産者さまとの意見交換会もありました。
畳の仕事をする上でお世話になりっぱなしなのに、話し合う事がとても少ない。
い草の産地が今はほぼ熊本なので、簡単には出来ないので仕方がないのですが、業界としての存続の危機の昨今、お互いに少しでも安心して仕事が出来る様になる為には。と、この様な会をしてもらいました。
その後は、畳表の展示会。
見て自分好みの畳表を仕入れる事が出来る。
実は、展示会が始まる前に少し見させてもらい、気になる畳表を見つけて購入。
良い仕入れも出来ました。
過去に受けた基本コースですが、
勘違いしていた所もあり、再受講して良かったです。
途中の質問から話しが広がり新たな発見も出来てとても有意義な時間を過ごさせて頂きました。
主催された肥後物産さま。
いつも素晴らしい研修をありがとうございます。