6月12日13日で千葉県畳組合の視察研修に行ってきました。

千葉県の視察研修ですが、全員参加ではなく有志で11名
最初に茨城県高萩市にある、茨城県畳訓練校へ。
私は埼玉県の畳訓練校に行ってたので、茨城県はどんな所か楽しみ。
学校には生徒たちの作品が展示されており、とても手間のかかるのが分かる作品が幾つも。
良い勉強になりました。

　

その後は福島県郡山市にあるダイケンの工場見学
和紙表と言われる畳表が、紙からい草の様な物に製造され、織機で畳表になる工程、丁寧な検品からの箱詰め。とてもシッカリとした工場見学でした。

1日目はこれで終了。
ホテルで夕食後にお部屋にて宴会。
畳屋さんは敷いてある畳には絶対にチェックが入ります。「あーだこーだ」話してひと盛り上がりがありました。

2日目は午後から須賀川市の久保木畳店様へ
作業場を改装して、カフェや小物売り場を作りガラス張りにして、作業風景も眺める事ができます。
お話しや画像と、実際に見るとでは全然違いますね。
とてもオシャレで畳屋さんとは思えません。
日常での畳、カフェでは無く、小物はギフト用、カフェはオシャレをして行く、東京にありそうな感じになってました。
肝心の畳作業場ですが、空調設備が整っておりその日は関東より気温が高い日でしたが、とても快適で従業員さんも仕事がし易そうでした。

　
そして、一番感じた事ですが、畳だけで無く、小物販売やカフェの従業員さんや店員さんの表情が良く気持ちいい挨拶を見て「良い会社なんだなぁ」と感じました。

昔の職人集団の畳店から、会社組織の畳屋さん。
良い環境だから良い人が集まる。
何歩も先を向いている、これからの畳屋さんを見た感じでした。

久保木畳店さんの視察の時に地元紙の方もいらして少し取材を受けました。

　

今回の千葉県畳組合の視察研修は25年ぶりだそうです。
昔は加盟店数も多くなかなか意見が合わないが今はだいぶ減ってしまったから実現したと感じてます。
お酒を飲みながらゆっくりと話す事で親睦も深める事が出来て良かったです。

今回の企画者として参加者の皆様にとって有意義な視察研修になれば幸いです。

ありがとうございました。