裏返しの時期
ブログ2018.11.14(水曜日)
畳の作業の一つに「裏返し」があります。
よく、畳そのものを裏に返す事と勘違いさせている方もいらっしゃいますが、そうでは無く土台に縫い付けている「畳表」を剥がして裏に返す作業のことを「裏返し」と言います。
今日は当店で表替えしてから5~6年経った畳の裏返しです。
裏返しは何年経っていても出来るかと思いますが、実はそうではありません。
長い年数が経つと、太陽の光が裏にも浸透していき畳の青みが無くなって来るのと、年数が経ち畳表も劣化してくるので裏返ししても直ぐに痛みが出てきます。
ですので、裏返しに適した年数は5年~7年程度
上の画像のように、お部屋の中でよく使う部分の畳表の表面が少し擦れて来た位で替えると綺麗に仕上がります。
まだまだ使えるからもったいないと思いますが、この時に替えるのが「永く良い状態の畳を楽しむ」為のコツです。
柏市南増尾のH様 この度はご注文ありがとうございました。