表替えとは
畳の表面のゴザ(畳表)を、
新しいものに張り替えます。
畳の土台となる畳床はそのままに、い草で作られた畳表、および畳縁を新しく張り替えます。部屋は明るくキレイに映えますが、土台は交換しないので踏み心地にはあまり変化がありません。
畳床が25年以上経過していたり、畳の厚みが30mm以下の薄畳については、表替えできない場合があります。
下見にて判断いたしますので、お気軽にご相談ください。
表替えの作業工程
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畳表をはがす
現状の畳表をはがします。
写真は、畳を裏にして縫い付けている糸を解いて抜いているところです。
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畳の寸法を測る
畳表を剥がし終わったら、畳の寸法(大きさ)を測ります。
畳の大きさは尺貫法で表され、1分(3.03mm)の1/4の大きさ(0.7575mm)まで細かく測ります。
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框縫い(かまちぬい) – 畳表の縫い付け
新しい畳表を縫い付けていきます。
写真は框(かまち)という畳の角に当たる部分を塗っています。
たるみが出ないよう、細心の注意を払います。
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畳表を寸法に合わせて切る
先ほど計測した寸法に合わせて、畳表を切っていきます。
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平刺し(ひらざし) – 畳縁の縫い付け1
寸法に合わせて切った畳表に、平刺しと呼ばれる工程で上から下に向かって畳縁を縫い付けていきます。「平刺し」「返し縫い」の2工程で畳縁の縫い付けを行います。
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返し縫い(かえしぬい) – 畳縁の縫い付け2
畳の脇から返し縫いを行うことで、畳縁の縫い付けが完了します。
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完成
キレイに仕上がりました。
これをお客様のお部屋に敷き込みます。
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敷き込み
お部屋が明るく、印象がだいぶ変わりました。これで作業完了となります。
写真は「二本芯表」を使用しています。